あのひとの誕生日にもかかわらずこの気怠さは、酷暑のせいだ
おばあさん洗濯物を干しながら籠の鳥だと施設で鳴いた レジの傍カウンター席目の前はトロフィー並び我が目を射たり 恐らくは雀だろうか木の葉には得体の知れぬ魔物の如く 玉ねぎに包丁入れてやや腐敗サラダは止めて玉子丼へと 職場にてようやくPC買い換えたのと同時期に転勤気配 震災に崩れた日もあり遠く近く横浜駅に 投稿し選をし深夜痛み負う左の耳の周辺部 八本のアイスの半ば過ぎぬのに窓から入る風に秋の香 彼氏からもらった素敵なこの下着愛する人への勝負下着
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