第146回 平成の俳句バトル
街薄暑猫のホテルを通過する

春祭り声だけを聞く日暮れ時

廃坑の建屋に蜂の羽音烈し

柄杓など買つて帰つて畑仕事

緑色薄めるたんぽぽ綿毛かな

冷麦や桃源郷へ行きし父母


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