株日記外伝
『知識ゼロからの確定申告』……その72
by ごんぱち
○2010年7月某日『(人目に触れないように)歩いて帰ろう』
――これで案外タイトルを考えるのに苦労しているのだ。
それはさておき。
大変意外で意外で仕方のない話であるが、参議院議員選挙で、民主党が負けた。
これというのも、菅首相が消費税増税を口にしたから――。
ご冗談を。
負けた理由は、鳩山元首相や、小沢汚職や、子供手当や、事業仕分けなんかのネガティブイメージをここぞと食い付いてイメージ作りに成功したマスコミのせいだって。
消費税増税に反対している野党のどこか一つが政権を取ったとして、選挙時期をずらして増税するに決まってるじゃん。
じゃん、じゃん、じゃかじゃん。
じゃん、ぎゃばん、ぎゃばん、だいなみっく、だいくま。
で、そんな風に誰がやっても変わらない感があるのは、割に幸せな事でもある。つまりそれは、この日本の政治が、一個人、一政党というマイノリティの意思では、容易に方向転換出来ないようなシステムになっているという事。善なる天才政治家は飼い殺されるが、悪の天才政治家もまた同じ。
豪華客船は大きく安定していれば良い。小舟で波飛沫を受けながら舵を取るのは確かに勇壮で憧れの対象にはなるが、それも、客船の甲板から眺め、また、シアターでドラマチックな物語として仕立てられているからこそ。
消費税は増税になるのだろう。
ものがじわりと値上がりして、瞬時に貨幣の価値がパーセント単位で落ちる。
市場に還元されない使い方をされたら、FXで何人も首を括る事態だ。
FXと言えば、鉄人28号FXは黒歴史という事でOKだろうか。鉄人なんだから、Feとかにすれば良かったのに。でも、鉄だから鋼人には勝てないのか。それが噂の、ダイターンすりゃーーー! 無敵でも何でもなかったザンボットすりゃーは少しヒーロー性というものを見習うように。
いや、そっちではなくて、取引の上限が元本の50倍にまで制限されるとか。
さもありなん、と思う。
博打打ちの唯一の矜持は、懐の金で勝負をするという事。どんなに熱くなっても、懐が空っぽになって、着物も取られたら、裸足に褌一丁で帰るまで。
しかし、金を借りて元本以上の取引をするというのは、自前の褌も持っていない者が賭場にやって来るに等しい。
確かに外貨の値動きは株式よりもずっと小さいが、それで満足出来ない程度の元本しか用意出来ないという事は、畢竟外貨に投資する資格がない事の証左であろう。
――尚、江戸時代には、褌のレンタル屋が存在した為、自前の褌を持っていない人間も割といたというようなツッコミは予めお断りしておく。
<株の話>
口座の中の現金が遊んでいるので、新しく何か銘柄を買いたいなと思うけれど、どうも思い切りが付かない。
優待で見ていくと、サッポロホールディングスは、この手の業種お約束のビールセットひと箱。イオンが3パーセント以上のポイントカード、ダイエーが5パーセントのポイントカード、ワタミが半期6,000円(使用制限1人1枚)の食事券。
どれもそれなりだし、配当利率もかなり高くなっているが、決め手に欠ける感じがする。あまり急いで食い付いて、値下がりしたり優待中止になったり、というのではがっかりだ。
まあ、のんびり値動きを眺めつつ買う事にしよう。
同僚の子供が産まれたので(父親側って、割と表現し難い事に今気付いた)、お祝いに優待券を諸々詰め合わせてプレゼントした。
現金だったり、買った物だったりすると、遠慮されがちだが、株主優待券はその商品券に類する金銭的価値とは裏腹に割と気軽に受け取って貰える。
これって、優待券の有効な使い道の一つであるな、と自画自賛している。
――株式投資をやっている相手だと、逆に重く取られる可能性もあるが。
ゼンショー(7550) 845 → 805円×100株
エイベックス(7860) 1,111 → 1,091円×100株
吉野家(9861) 98,300 → 99,100円×1株
松屋フーズ(9887) 1,262 → 1,250円×100株
ゲオ(2681) 108,200 → 105,600円×1株
イオン北海道(7512) 271 → 274円×100株
――続きは、次回。
|