株日記外伝
『知識ゼロからの確定申告』……その50
by ごんぱち
○九月某日『あなたから・もっと・しぼりたくて』
福田首相から、麻生首相に首がすげ替わった。
別に、福田首相は、悪事をやらかした印象もないのだが。
王が最も善行を為す時というのは、眠っている時であるという。余計な事をしなければ、それに越した事はない。色々不安を煽られているけれど、今の日本、飢えて死ぬ事も、道端を歩いていて殺される事も、将来を悲観する程多いという訳でもない。
年金の督促っぽいものが来たので、一ヶ月分だけ払っておいた。
また何か言って来たら、もう少し払おう。
税金で半分負担する、というようなニュースを見かけた気がするが、どういう流れになるやら。
掛け金の安い時に合わせて最低ラインだけ支払う、というのが一番利口なやり方な気がする。
昨日のニュースらしいが、厚生年金基金で十四万人に一千億円の未払いがあったとか。
請求がなかったから、という事らしい。
「請求がないからと言って、払わなくて良い訳がないだろう、もっとちゃんと仕事をしろ!」
――まあ、分かるんですがね。
さて。
厚生年金基金は、年金そのものではないけれど、上乗せのものではある、という事で、年金と同等な感じに扱わせて貰うとして。
年金というのは、保険の性質を帯びたものである筈。
保険というのは、困った時の命綱であって、貯蓄や投資ではない。よじ登るのは壁であって、命綱ではない。
請求を忘れる程に収入があり、平穏に生きていられた人に、そもそも、その金を支払う「必要があった」のか。
国に一千億を踏み倒せと言っている訳ではなくて、年金が、
・最低限の命綱
という役割を超えて、何だかタチの悪い貯蓄商品になっていやしませんか、という事。
イザという時にほぼ確実に救ってくれるというラインが保障されていたら、それ以上に備える事は馬鹿馬鹿しい。そうなっても備えるのは、慎重なんじゃない、ただの多財餓鬼だ。幾ら貯め込んだ処で、何の安心も出来やしない(国を信じ切れない反骨精神というのは別として)。
「国民年金さえ入っていれば、その最低限の保障がされています、物価が上がってもスライドするので、変な贅沢しなければ大丈夫です」何故、そう言い切れない。
年金はあるけれど、それだけで生活が出来るかというとごにょごにょ。貯蓄は何千万円かあった方が「より安心ですよ」と言って基金を売る。
なんじゃ、「より安心」って。じゃあ、「より」の付かない「安心」はなんだ、やっぱり安心じゃないんじゃないか。
「あなたの事は好き、でも彼の事はより好き」と言われた時、普通振られたと思うものだ。
年金なんぞ掛け捨てで充分、というより、生活保護の一本化で充分だと思うのだけどなぁ。生活困窮して、これはヤバい、喰えない、となった時に、それを役所が納税額辺りから察知し、手続きを勧める。ノーリアクションなら、「年金支払え」と同レベルで「大丈夫ですか」の電話を入れる。
増税だと票は取れないけど、保険料値上げだとうやむやに出来るとか、財源をでかくすればその分だけ横領の被害が増えるとか、まああるんだろうけどさ。
<株の話>
原油価格はぼちぼちどうにかなっている様子だが、今度はサブプライムの影響でリーマンブラザーズがぶっ潰れた。
その対応に金を注ぎ込まない事が決まったせいで、9月30日終値で483円75銭安になったそうな。
しかし、下がるときは下げ材料は重なるものだなぁ。
配当利回りなんて、トップ100で7.6%だそうな。
いずれは戻ると思うけれど、それまで時間もかかりそうだし、優待狙いで一つ買い換えをしてみた。
チムニー(3362)を1,411円で100株売り付け、吉野家ホールディングス(9861)を104,500円で1株買い付けた。両方とも成り行き。
吉野家は、あの吉野家。300円の優待券の10枚綴りなので、年間6,000円分の利回りがプラスされる事になる。チムニーは、既に1,000株持っているので、優待的には無価値なので、値段が変わらない場合、明らかに得になるという計算。権利確定日は2月末と8月末なので、半年先になる。
蒔いた種を、のんびり実るのを待つという感じかなあ。
チムニー(3362) 1,470円×1000株
ゼンショー(7550) 464円×100株
エイベックス(7860) 923円×100株
吉野家(9861) 103,500円×1株
松屋フーズ(9887) 1,244円×100株
――続きは、次回。
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