株日記外伝
『知識ゼロからの確定申告』……その10
by ごんぱち
○五月某日『私がおじいさんになっても』
五月中旬。
♪
社会保険庁さんからパンフついた
ごんぱちさんたら即座に捨てた
久しく滞納していた年金を、どうやら私が留守の間にアポ無しで取り立てに来たらしい。
で、それの対応をした親が、老後の心配をしてくれる。
有難い有難い。
はいはいっと。
強制徴収の権限を与えられた役人とは会話は成立しないだろうから、とりあえず時効から一番遠い月のを郵便局で一か月分の13580円だけ支払ってごまかしてみた。
これは公共料金控除として、健康保険と一緒にバイト先の控除に計上しておこう。
さーて、次はいつ来るかなっと。やだやだ。
で。
これを読んで「私は真面目に払っているのに、こいつはけしからんヤツだ」と思ったら、それは政府の思うつぼ。
何となれば。
年金って何だ?
保険か?
んな訳ないね。みんなが貰える保険なんてあり得ない。
だったら、貯蓄か?
んな訳ないね。だって、現役世代で給付額を決めるんだから。
ひょっとしてファンドか?
損失出しても税金で補填してくれるようなふ抜けた?
で、立場の曖昧な、収支もどうなってるやらのお手盛り運営をごまかすべく、「子供を生まない女」やら「強姦もしない元気のない男」やら「夫に規制する既婚女性」やら「滞納をする議員」やら「いっぱい受給している年寄り」やら「滞納する四割の不真面目な奴ら」を悪役に仕立て上げる。
それは、身分制度に不満を持たないように、少数賎民階級を決める発想と変わらん。
百歳まで生きたら一億円あっても足りない?
寝たきりになった時の為に入院保険?
いくら貯めても心配不安、多財餓鬼の世。
ああ下らない、下らない。
この日本は、今、生物史上でも稀に見る程、遊んで暮らせるようになっておるのだ。
ここで享楽の限りを尽くさなくてどーする。
「そんな事をしていたら、いつか後悔するぞ」
その「いつか」になった時思うのは「ああ、あの時もっと遊んでいればよかった」だ。
いつかを心配して買い占めた灯油やトイレットペーパーはなくなるが、楽しんだ記憶は残る。
そういう浮薄にして無意味だが、生きている最大の意義であるのが文化というヤツだ。
と、相変わらず本題とほとんど関係なく言いっ放し、反論無視、仮に出版されるとしてもまず削除されるであろう感じの文章で今回は終わる。
○別冊株日記
去年、五月に株価の大幅な暴落があったが……。
今回もあった。
だがしかし、今年はそんなに慌てない。
なんたって、丁度いい具合に松井証券の口座に現金が残っているからだ。
株価が全体的に上がっている時は、現金の価値が上がっている時。
という訳で、ゲオ株購入、即日売却で――850円の利益を出した!
……安すぎる。
いや、まあ、値上りは4000円なんだけども、手数料が3150円かかるんだよねぇ。これ、もう少しホールドすれば良いじゃないか、てなもんだけれど、当日中でないと更に手数料が3150円かかるという、日計り(デイトレード)をやらない人以外には恐怖のボックス手数料なので、売れる時に売るしかなかったんですな。まあ、ついでに間違えて買ったライブドアの処分が出来たし、悪くはないんだけれど。
ウツミ屋証券の場合は、一取引1029円だから、まあ投資スタイルと手数料体系は、本当のとこ大事なんだよなー。
更に、投資信託も買ってみた。
商品は「ゴールドマン・サックス・米ドルMMF」ドル建て。
何故これを選んだかというと――他の商品が売ってなかったからだ! 取り扱い数少ないぞ、松井証券! ネット取引出来ないウツミ屋証券よりは良いけど。
目論見書による年利が概ね2パーセント前後で、買ったのは50000円だけだから、基本的には運用益よりも為替差益狙い。1円108円ぐらいで買ったから、120円位まで円安になるとウハウハなんだが――って、所詮10000円にもならん額だけど。
しかし投資信託というのは、特に何の問題もなく買えるものだ。
目論見書をほとんど読み飛ばしたり、格付けがどうとか分からなかったり、そもそもどれぐらいのリスクで運用されている商品なのかをさっぱり理解していなかったりするけど(無茶苦茶だ……)。
株式投資始めた頃とさっぱり変わっておらんスタンスであります、はい。
んで、総じて松井証券に入れた資金が増えているかというと――。
ムダに買った株がこの五月の下げで評価額が落ちているので、イマイチ。
よく考えると自分、儲けたのってゲオだけなんだわ。
――続きは、次回。
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