平成の短歌バトル

第240回 平成の短歌バトル

上げもせず下がりもせずにインカムを生んでほしいな優良企業

老父よりまた衰えたと報届く窓を開ければ秋の風なり

夏の日のゲリラ豪雨に叩かれて濡れた隷女を縛る紐なし

株上がり利益確定してみたら健康保険秋の空なり

ひざまずき鞭で叩かれ酷暑ゆえ女王様の尿を飲みほす

ロボットの焼け付く肌は描かれず日射しの中に武器構えたり

盂蘭盆に菓子を供えてすぐ食べる気温からしてこれが限界

見つめてる猫の額のその奥の猫の頭脳の奥から猫が

総務部のお局様を縛りあげ電マでなぶり潮は満ちゆく


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