第237回 平成の短歌バトル結果
| 作品 | 作者 | 得票 |
|---|---|---|
| もう米もなくなっちゃってかぴかぴの大人のふりかけ舐めて酒飲む | おんど | 1 |
| 子供らの列の向こうにタンポポの綿毛ずらりと立ち並び居る | ごんぱち | 1 |
| 暗澹な気持ちの底で床に就き朝には回復してる悔しさ | ||
| 歯医者行きやっぱり見つかる虫歯かな家賃二ヶ月奥歯に埋まりぬ | ||
| なぜだろう冷めてもうまいシューマイを温めたのにうまくならない | おんど | 2 |
| 妻の死後冷めてもうまい弁当が頼んでないのに毎晩届く | ||
| 植えたてのマリーゴールドゆらと揺れそっちの花の名前は知らない | ごんぱち | 1 |
| 猫というディールを知らぬ生き物の如く外交できたらいいな | アレシア | 2 |
推薦理由:
味をみて辛いと思えば水を足し、薄いと思えば塩を足す、やり過ぎぬ加減でぴたりとそれがやれると、おおよそまずいものは半分減る。登録:このバトルの参加作者
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客は情報を喰ってるんだ、とラーメンハゲも言っている(小学館ビッグコミックス「ラーメン発見伝」)エネルギーの収支だけでは不可逆なこともある。登録:このバトルの参加作者
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保護猫が譲渡されゆく会場でMAGAMAGAしいほどディールときめく登録:このバトルの参加作者
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外交とか知らないから、ダラダラと伸びている。登録:このバトルの参加作者
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大人のフリカケなら何の問題もない。酒はゴハンの代用食だから、と中島みゆきが言っている(新潮文庫「愛が好きです」)登録:このバトルの参加作者
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こどもだと思っていたらタンポンの綿毛に染みるポポブラ汁は登録:このバトルの参加作者
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飢えた手でマリーゴールド揉んだってそっちの方はぴくとも揺れん登録:このバトルの参加作者