平成の短歌バトル

第225回 平成の短歌バトル

顔知らぬネットの知り合い夢で逢い話したけれど顔わからない

辛辣な言葉で責めて夜明けまでルーティンちんちん使えないから

車窓から見える緑は茶畑か調べようにも電波イマイチ

本州の南端に立つ塔に来ぬ賑わったのはいつの時代か

お家賃の更新料が高まって香辛料では駄目なのかしら

番犬は狂っていても役に立つ二頭も養いたくはないけど

空港で学生服の群れをよけ煩わしいやら安堵するやら

辛酸を舐めて舐めての記者会見もうぼくおしっこ漏れそうなんだ


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