平成の短歌バトル
第217回 平成の短歌バトル
他人のふんどしで相撲を取ったらよく洗って畳んで返そう
値上がりに眉を寄せつつ株価見るトータルだったら勝っているけど
CMの薦めるままに月見パイ買って一つを仏前に置く
アレクサの耳が最近遠ぉなったと云うてる声があんまし出てない
物書きに戻り一年ギャラ数え貯金は何とか減らずいるよう
威勢よく朝のうどんをすすったらぎっくり腰で讃岐を離脱
居酒屋でスマホメニューを開きつつ持たずにいられぬ時代来ていた
名月は観ずとも写真を見て一句データの秋ぞAIも詠嘆
トナカイのツノ萎ませるヒマワリがきみの下着でふつふつと咲く