第191回 平成の短歌バトル結果
作品 | 作者 | 得票 |
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十四時の空は止まって白く照りただシュワシュワと高い音する | 蛮人 | 1 |
砂丘にて手を付き熱砂の背を登る幼き頃の遊びにも似て | ごんぱち | 1 |
我が町で声あったかと思いつつ姫路の大門逃ぐ蝉見送る | ||
泥の下いまも埋もれる人達もオリンピック見たかったろうか | ||
波縫いの如くにトンネル繰り返し瀬戸まだ遠し夏草の鉄道《みち》 | ごんぱち | 1 |
久々の雨音はぜて黴臭い夕刻しばしは窓を閉めず | 蛮人 | 1 |
推薦理由:
真夏の日差しは音を立てて物体を削るぐらいの圧はある。登録:このバトルの参加作者
推薦理由:
大人はでっかい砂場に来るとでっかい子供になってしまうのかもしれない。なお熱いものは熱い。登録:このバトルの参加作者
推薦理由:
海から海へと抜ける道。行けども行けども波のごとく連なるいまいち低めな山々が目に浮かぶようだ。正直、退屈ではある。登録:このバトルの参加作者
推薦理由:
夕立が降る時は、ベランダ越しに眺めたもの。登録:このバトルの参加作者