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第157回平成の短歌バトル結果 |
作品 | 作者 | 得票 | ||
海越えて六〇キロで駆け抜けて山越え谷越え北へ飛び去る |
蛮人S
| 2 | ||
庭先で炭火囲みて団欒すどうせとけるしこれも焼いとけ |
ごんぱち
| 2 | ||
帰り道灯りの数を数え行く向こうの区画未だ点かぬか |
ごんぱち
| 1 | ||
気がつけば床に寝ており首冷えて頭の痛むそんな酒なり |
蛮人S
| 1 | ||
北海道の秋刀魚びんと輝ける買い物カゴよ秋とり戻せり |
蛮人S
| 1 | ||
曖昧な秋雨徐々に強まりて強風の日に作歌に選歌 |
石川順一
| 1 | ||
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最多得票数が最多得票作品数以下であった為、当バトルを無効試合と致します 掲載ミス等ございましたらご連絡下さい。 | ||||
推薦作品と感想 | ||||
推薦作品:海越えて六〇キロで駆け抜けて山越え谷越え北へ飛び去る 推薦理由:そうか、ハットリくんのスピードがそれぐらいか(台風じゃね?) 登録:このバトルの参加作者 推薦作品:海越えて六〇キロで駆け抜けて山越え谷越え北へ飛び去る 推薦理由:これはもしかしたら、小型飛行機か、ヘリコプターの事を詠って居るのでしょうか。超人的なSF型人間の事かもとも思いました。 登録:このバトルの参加作者 推薦作品:庭先で炭火囲みて団欒すどうせとけるしこれも焼いとけ 推薦理由:「どうせとけるし」が印象的でした。「これも焼いとけ」はカジュアルな表現ですが、一首を締めて居る様にも感じられました。 登録:このバトルの参加作者 推薦作品:庭先で炭火囲みて団欒すどうせとけるしこれも焼いとけ 推薦理由:震災停電の夜。判じ物のようではあるが、非常時の切迫と、楽しげとも映る「団欒」の光景との対照の発見が印象深い。 登録:このバトルの参加作者 推薦作品:曖昧な秋雨徐々に強まりて強風の日に作歌に選歌 推薦理由:こちらは台風か。なんというか詩情の限界に挑戦するハードボイルドを感じる 登録:このバトルの参加作者 推薦作品:帰り道灯りの数を数え行く向こうの区画未だ点かぬか 推薦理由:「いまだつかぬか」と言うもどかしさ。「向こうの区画」の心理的な遠さや、帰り道の不安感が感じられました。 登録:このバトルの参加作者 推薦作品:北海道の秋刀魚びんと輝ける買い物カゴよ秋とり戻せり 推薦理由:ピンと輝く様は目に浮かび易い。 とり戻せり、は、地震後、品薄からの回復だろうか。 登録:このバトルの参加作者 推薦作品:気がつけば床に寝ており首冷えて頭の痛むそんな酒なり 推薦理由:酒のない国へ行きたい二日酔い 実際行ったら意外と売ってる 登録:このバトルの参加作者 |