平成の短歌バトル

第140回 平成の短歌バトル

イオン行きタイ国フェアのおかず買う名前は全然思い出せない

家帰る金木犀が全開でカマキリが居る柿の木の枝

柿の木の下の土には蝉の穴蜩一匹慎重に見る

三日月をかすめて飛べる夕空の蝙蝠たちは何処から来るのか

春眠のせいと話すが実のとこ昨日就寝午前二時とか

道ばたをわらわら土筆が埋め尽くすこんだけあると摘む気なくなる

夜の散歩楽しくさせるコスモスが風に揺れつつワイルドになる

老い母は痩せて細りてたわむれに背負わば砕けてしまいそうで

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