第108回 平成の短歌バトル
ムルソーがこだわるサンに我々は国際理解示すべきなり

運命とおもいし恋はおもすぎて秋の空なる軽さを求む

夏の夜に激しく燃えたこの恋は悲しいほどにあきになりゆく

君じゃないそう思ってもおもえずに笑うばかりの自分をわらう

残業が急に入ってホッとする今日の飲み会やや面倒で

歯科医行き自由診療しかないと言わるメタルフリーは案外厄介

歯科治療どうも気になる噛み合わせ気にしなければ? やはり気になる

生ぬるい牛乳と砂糖ひとさじと毛布と本をお供に眠る

太陽をもてあそばれて逆切れをされて居るのが日本民族

太陽を付けずに済めばそれで良し熱きボディーが太陽自体

知っていた小学校のあの頃に今の私を心で見てた

爪切りが?耳かきさんと逃避行?そこじゃないならうーん子機の棚

納屋に吊り首切り羽根をむしる素手痴呆の祖父もと思い首振る

姪っ子が私の名前を書いた紙私の机に入れていた


投票受付は終了しました。
ご参加ありがとうございました。
【結果発表中!】
◆掲載の記事・作品・画像等の無断転載複写及び掲載を禁止します。
◆作品の著作権は各作者に帰属します。