第35回平成の俳句バトル結果


 QBOOKS規定により、該当者無しといたします。
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以上の句が特選とされました! おめでとうございます!

エントリ 作品 詠者 得票 備考
01 聖橋まさかのレモン投げ上げる お気楽堂 3
07 霧立ちて塔に隠せる糸車 兎六
09 往く吾を猫の首だけ追ふ小春 赤胡
12 初冬や明け方に何やらゴトン 越冬こあら
02 冬枯れて街は四角と三角に 越冬こあら 2
06 冬の雨古いペンキを削ぐやうに 赤胡
08 合鍵の見つからぬまま冬に入る お気楽堂
04 青銅の裸婦にコートを羽織らせる 兎六 1
11 笑い声あがる落葉のプールかな お気楽堂
4*5


 感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。

 詠者以外3人が投票するとバトルにならないという事態が発生しております。
 状況解決のために5句選句を3句選句にする、1句選句にするなどの案はありますが、こういう場合にどうしたらいいのか!
 ご意見があればnung_khai☆hotmail.comまでご一報いただければ幸いです。(☆は@に変換してください)

 さしあたり、次回から選句者が5名以下の場合、担当者権限により適宜対応を考えて生きたいと思います。
 なによりも、参加人数が増えれば解決する問題なのですが。どうましょう。ねぇ。
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推薦作品と感想
感想:  自作を除外すると9作、そのうち5句選べということでして。
 いいのかなぁ。
01 聖橋まさかのレモン投げ上げる
 これは、ボーヴォワールでやんすな。
02 冬枯れて街は四角と三角に
 0102と、ごく狭い中央線沿線で話が進んでいるような。
07 霧立ちて塔に隠せる糸車
 触っちゃいけないので霧に隠したつもり。
08 合鍵の見つからぬまま冬に入る
12 初冬や明け方に何やらゴトン
 0812をリンクして考えると、なんだか面白い。
選者: 当バトル参加作者

感想: 01 聖橋まさかのレモン投げ上げる
 私は、なにが「まさか」なのか分かりません。
 でも、レモンを投げ上げるという動作が良いのです。
02 冬枯れて街は四角と三角に
 冬枯れの樹は、むしろ複雑な形だと思いますが、□と△の冬の街は、イラストレーションのようできれい。
09 往く吾を猫の首だけ追ふ小春
 実は幽体離脱だったりして。
 冗談はさておき、猫の不思議そうな顔。不思議な感じと長閑さがいいのです。
11 笑い声あがる落葉のプールかな
 水のないプールに落ち葉が溜まっていると読みました。
 きゃーとか言って、ちっさい子が遊んでいて。
 冬のプールがどうなっているか、実際に見たことがないからか、幻想的に感じます。
12 初冬や明け方に何やらゴトン
 たしかに、こういう音が気になるのって冬のような気がします。
 なんで冬なのかと考えると、そういえば、最近静かなんですよね。
 夏は蝉、秋は虫の声がする明け方。冬になると、本当に静かになりました。
選者: 当バトル参加作者

感想: 04 青銅の裸婦にコートを羽織らせる
 風邪引かないでね。
06 冬の雨古いペンキを削ぐやうに
 芯まで冷えそうな雨。
07 霧立ちて塔に隠せる糸車
 なんだか、魔女が出て来そうな。
09 往く吾を猫の首だけ追ふ小春
 だんな、どちらへ?
12 初冬や明け方に何やらゴトン
 ん?いや、怪しいものじゃありません。朝刊です。
選者: 当バトル参加作者

感想: 01 聖橋まさかのレモン投げ上げる
 あの方のあの唄を踏まえた御句ですね。高音が映えるんだな。
06 冬の雨古いペンキを削ぐやうに
 「削ぐ」という一言に冬の雨への全ての拘りが詰まっているようで。
07 霧立ちて塔に隠せる糸車
 おどろおどろとした事件が香りました。
08 合鍵の見つからぬまま冬に入る
 立冬の感慨が見事に伝わってきました。
09 往く吾を猫の首だけ追ふ小春
 首だけと言うことはつまり、幽霊でしょうか。小春化け猫。可愛いから良いか。
選者: 当バトル参加作者

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