感想: |
07.雨蛙呼びかけあっている生命
蛙って、一匹が鳴きはじめるといっせいに鳴きますよね。生き物の不思議。
09.薔薇垣を大ジャンプして空青し
大ジャンプから空につながって、薔薇と空で色彩鮮やか。
薔薇垣を飛び越えてどこへ行くのか想像が広がりました。
11.夏草で足拭く田植えの季節かな
ちょっと季節を強調し過ぎに感じるけれど、捉えているシーンがすごく好きです。田ん
ぼの泥は草で拭くのだ。
13.求人と焼酎の朝 水がない
ある意味荒涼とした朝の風景。季語もアルコール度数が高い。
なんとなく共感。
18.蝸牛(かたつむり)所狭しと立ち往生
カタツムリがうじゃうじゃ。お互いの殻にのぼっちゃったりして。
立ち往生しているくせにじっとしていない……ああ、確かに! |