感想: |
03「新緑に透きとおるかな蝶の羽」
下記(↓)で言っていることと反しますが、
だって、清々しい情景が想像できるのですもの!
07「八十八夜(はちじゅうはちや)カモミール摘みにいく」
新茶じゃなくてカモミール(笑) とっても現代的で良いと思います。
14「薬玉にまみれて哄笑 商店街」
楽しそうだなぁ 抽選会でもあったのかなぁ
カランカラン鐘の音が聞こえてきそうです。
15「酸性の黴(カビ)の宿だよ 人生は」
辛酸でも嘗めましたか?(汗) それでもオチョクッている風に詠む余裕が素敵です。
18「可も不可も甲斐性もなく蟻を追ふ」
うわぁ〜 何故か自分を見ているようだぁ〜
番外で一句。
20「哭き哭きてもがきし身にも桜餅」
「哭きて」というのは、赤ちゃんのことだろうか?
なんとなく気に入ったのですけど、 「桜餅」って桃の節句(3月)だよな、と思ってしまったので。
でも餅に桜の葉を使っているのだから花見(4月)の頃でも言い訳で。
なんだ??? と迷ってしまいました。
「もりそば」と「ざるそば」の違いは? ――じゃなく。
俳句と川柳の違いはナンだろう? いや、ちゃんと「意味」の違いは知っているのですが(本当か?)、
なんとなく「綺麗な情景を綺麗に詠む」だけではつまらないな、と
思ってしまう私は……間違っているんですかね、やっぱり(汗)
(by千早丸) |