株日記外伝
『知識ゼロからの確定申告』……その53
by ごんぱち
○12月某日『ジンバ・ブエー』
最早周知の事実だが、ジンバブエのハイパーインフレが笑うしかないようなレベルになっている。
今さら説明もないが、後に読み返した時の為に三行にまとめておくと、
・首相が資本家層から財産を没収しようとしたら逃げられた
・生産能力がガタ落ちになったので、買って済ませようとした
・買うお金がなかったのでどんどん増刷したら、お金の価値がどんどん下がった
もうこれ、のび太とポータブル国会だよなぁ。核なんか持ってたら、躊躇いなく使いそうだ。
失脚した瞬間に、残酷極まりない処刑をされるのは間違いないので、首相も必死なんだろうけども、さっさと職を辞するべきだろう。
非難するよりもむしろ、逃亡の為のプランを提供した方が良いんじゃなかろうか。
天才独裁者による急激な発展という発想は存在しなくはないが、投資家的観点から言えば、良い独裁者も悪い独裁者も、避けるべきだ。
独裁政治の悪いところは、ハイリスクハイリターンが過ぎる事。リターンの対象が、自分の生命・財産である。財産はまあ分散もさせられるが、生命の方はそうはいかない。
リスクの振れ幅の大きい対象に、自分の根幹に関わる事物を委ねるのは、自殺行為というべきで、とても利口な投資方法とは言えない。
まあそれはそれとして。
この件がよく報道されるのは、実際の所やっぱりコレなんだよな。
「この国と比べりゃ、まだ自分たちはマシ」
んな、給料の一割だ二割だを税金として出す程度で、信用のある貨幣を使えて、災害からも犯罪からも概ね守られて、医療も使えて、イザって時には生活保護もある。安い買い物だよ!
――と思わせる為に、敢えて政府がジンバブエ関連の報道量を増やしているという、ちょっとした陰謀論はどうだろう。
悪政かそうでないかというのは、ゼロワンで決まる訳ではないのが厄介だよなぁ。
最大多数の最大幸福と言うけれど、加算よりは、乗算によって最大を求める――つまり、ゼロやマイナスが出た時点で無意味であるという――ような考え方であれば良いのだけれど。
<株の話>
新聞によると年初から比べて、東証株価は四〇パーセントも下落したんだとか。
下がった気はするけれど、実際どうなんだろう。
今の資産状況は、
チムニー(3362) 1,250円×1000株
ゼンショー(7550) 527円×100株
エイベックス(7860) 992円×100株
吉野家(9861) 107,200円×1株
松屋フーズ(9887) 129,400円×100株
王将フードサービス(9936) 1,499円×100株
ゲオ(2681) 73,200円×1株
スリーエフ(7544) 628円×100株
松井証券(8628) 743円×100株
こんな感じ。
後、口座残金が5,903円。
ゲオ、スリーエフ、松井証券については、松井証券の口座なので別立てで。
資産額としては、
・株式:1,788,400円
・現金:5,903円
・株式(松井):210,300円
・現金(松井):345,629
・計:2,350,232円
そして去年の12月は、
チムニー(3362)1,799円 × 1100株
松屋フーズ(9887)1,389円 × 100株
口座残金が、290,613円。
・株式:2,117,800円
・現金:290,613円
・現金(松井):536,144円
・計:2,944,557円
確かにかなり減っている。んでは、4割下落した金額というと、1,766,734円。
……ん?
それよりは多いな。
ひょっとすると自分、上手く運用出来てた方って事なんだろうか。
まあ、実際のところ超長期保有を想定しているので、運用というほど大層なものでもないのだが。
ともあれ、悪い気はしない。ピーク時と比べたら半分以下になっているけども、さ。
――続きは、次回。
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