株日記外伝
『知識ゼロからの確定申告』……その39
by ごんぱち
○十月某日『THINKER―経費算定人間』
前回平和ボケ云々言ってたら、今月に『平和ボケ』のタイトルの自作ショートショートが小説現代に掲載されていた。
――エスパー? < 間違ったオペラント条件付けが行われた瞬間
ここで手に入る2万円の掲載謝礼は、賞金や企業からの贈与扱いなので、一時所得。50万円までは非課税。
仮に経費を考えた場合、今までのボツ作品の100回近い郵送料全額が乗る事になる訳だ。
バイト先の職員報に、被扶養者控除の事が出ていた。適用を考えている人は、給与額を確認しておけという話だが、これも何だかなぁ。
103万円を越えた瞬間にガクリと負担が上がるって、それ、一体誰を得させる為のものなんだろう。
税金だけ見ると、そういう段差はないのだが、会社の側で手当がなくなりがち。
主婦が外で働く事は罪なのか? なだらかにすると、事務的処理が面倒とか?
明らさまに不当っぽいものがまかり通ってるって、やはり分からんなぁ。
まあ、収入があると生活保護が受けられなくなるから働かない、とかいう人もいたりするので、制度の隙間はどこにでもあるんだろうけれど。
さて、給与明細を改めて見て、今年受け取った給与額の合計を確認出来た。
だとして、税金ってのはどれぐらいになるだろう?
この10月までで給与が1,013,180円だから、ざっくりと12ヶ月分にしてみると、
1,215,816円=1,013,180×1.2
エクセル本の原稿料
250,000円
税金が25,000円支払い済み。
バイトの給料の方の税金額がよく分からなかったが、毎度お馴染み国税庁の確定申告書類作成ページに入力すると、未払い税金の扱いで数字が出た。これがつまり、給与の源泉額だと言える。
税金14,110円を支払い済み。
さて、控除対象になる金額は幾らになるか?
……か、じゃなくて。
単純に、払った税金額そのものである。
還付され得る税金額
39,110円
で、今現在どれだけ控除額があるかを、入力していってみよう。
まずは、脅しに屈してある程度か払った年金が、
138,600円
国民健康保険が、
61,200円
原稿料の経費が、交通費と、献本の郵送費など。
6,495円
他に何か盛り込めるかも知れないけれど、ひとまず、これで出してみよう。
還付される税金
△18,500
ふむ。
あと、22,900円還付される余地がある。
簡単に言うと、229,000円分の経費が何かあれば良いのだ。
小学校の算数である。
うーむ、何かないかな。
株式売買の損失とかは、充当出来るのかな?
大損したように入力してみると――ダメだ、変わらない。
株の損は、株の利益しか相殺してくれないらしい。
だとすると、やはり、原稿料の経費部分を引き上げて行くのが一番妥当だ。
んー、何かないかなぁ。
本当はインターネットの接続料金辺りが妥当なのだけど、親が契約して支払っているもので、そこに手を出すのは色々ややこしい話になりそうなので、敢えて手を出さない方向で。
領収書を入れを確認する。
確認する。
確認する……。
おっ、2006年10月付けで、バックアップ用のフラッシュメモリと、プリンタのクリーナー買ってるな。印刷もバックアップも、仕事でなければ行わないので、充分経費としての資格がある。
これ、いただき。
合計4,342円也。
更に、色褪せかけているけれど、ATOKの領収書があった。割と前のだが、まだ経費として使っていない。
日本語入力ソフトなんてのは、モノカキにとっては必要不可欠な道具。料理人の包丁や何かと一緒であるから、これもいただき。
7,080円也。
他は……うーん、病院の領収書とかばっかしだな。
まったく、利益率の高い仕事だな、コンチクショウ!
部屋代とか支払ってるなら、半分は仕事場である、という理屈にもなるが、実家住まいだしな。
一応家にちょっぴり金は入れているが、これは流石に経費とするには曖昧過ぎる気がする。そもそも、親は受け取った金を、私の名義の貯金にしているので、何かの折に戻って来るだろうし。
……仕方ない、思い付く範囲では、これで打ち止めか。
で、どうなるかな、結局。
還付される税金
△19,490
んー、あんまり変わらないなぁ。取材伴わないもんなー、エクセル。
<株の話>
それなりに読みも当たり、チムニーの株価はそれなりに回復した。
想定している目標金額は3,000円とかだが、そこはそれ、現金には余裕があった方が何かと強いので、買い増しした100株は1,999円で売却した。これで、3万円近いプラス。
ここから勢いに乗って上がってくれれば、と思ったのだが、2,000円の壁に足踏みが続いている。
注目されるかどうかで随分違いそうなんだけどねぇ。東証一部上場とかしてくれないかなぁ。まあ、まだ株数とか評価額とか少ないんだろうけど。
あー、でも、最近流行の偽装とか一つ出ると大暴落だから、食べ物関係はリスクが大きいとか敬遠されてんのかなぁ。
差し当たり、はなの舞は普通に利用しているので、店のサービス自体には問題ない。ここのところの感覚が、一番大事な気がする。
チムニー(3362) 1,945円×1100株
松屋フーズ(9887) 1,405円×100株
――続きは、次回。
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