Q書房平成の短歌バトル第2回名人戦は決勝戦となりました。 駄々 vs 瓜生遼子! さて、第2回名人は2名のいずれや! 結果発表! 作品(縦書き)/選句はこちらから/短歌バトルトップページへ/Q書房/名人戦初戦はこちら |
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結果発表――
投票→駄々 | |
この「小雨の外の煙草」も「つかれて遊びに」も、どちらもじりじりとした実感であります。いい。とてつもなく、いい。 |
投票→瓜生遼子 | |
「夏」「虫の声」と分かち書きにされたところにビビッと感じるものがございました。お見事です。 |
投票→駄々 | |
嫁もたいへんだが亭主もタイヘンだ。赤ん坊は小さな王様なので逆らえない。 嫁とは違う種類の疲れを癒すために煙草を吸おうにも、雨の中外へ出ないといけない情けなさがしみじみやるせない。 |
投票→駄々 | |
なんかこう日常的で、家庭的。 赤子寝て と最初にもってきているところが好き。 小雨っていうのも、雨のやさしさって感じ。風情がある。 あったかい。 |
投票→瓜生遼子 | |
うんざりしてるような虫の声が心地いいようなそんな描写でした |
投票→瓜生遼子 | |
とっても、いいです。1行になんて書いたのか、誰にあてたものなのか しばし妄想界を漂わせていただきました。虫の声もいろいろですし、そういえば私昨日ヒ グラシを聞きました。。。いいですねえ夏。 |
投票→駄々 | |
便箋を一行書いては破り捨て耳をすませば 夏 虫の声 夏で、虫の声。晩夏。 想像すると、すごく、あの夏休みの空気を思い出す。 確かに、耳を澄ませている。 赤子寝て小雨の外で煙草吸う嫁はつかれて遊びに行った すこし、くすっとしました。 それぞれが自分を取り戻す方法が煙草だったり、遊びに行くことだったり。 どちらも余韻があっていいですね。 捨て難くて、悩んだのですが、つかれて遊びに行ったが決め手で、駄々さんに一票。 |
投票→駄々 | このバトルの参加者 |
どちらも好きだったのですが、どちらかといえばという具合で相対評価になりました。 |
というわけで、Q書房平成の短歌バトル、第2回名人は
駄々さんに決定いたしました!
おめでとうございます!
駄々さんには副賞として、第三回名人戦の御題の出題権が贈呈されます。
投句していただいた皆様、選句してくだすった皆様、まことにありがとうございました。
これからも平成の短歌バトルを、よろしくお願いいたします。 (担当・宮武)