第113回 平成の短歌バトル
いつだってずっと一人でいたかっただって自分の人生だもの

印刷をすれば黄色の膜が出来る画面の表示上は分からぬ膜が

会場へまだまだ続く人の列年に一度の資格試験日

血圧計よりじいちゃんの詠む歌が祖父の元気を僕に知らせる

幸せが去った処で如何程かその記憶持つ吾は此処なり

最近は隙が生じるのを憎み過ぎ詰め詰めで印刷ばかりして居る

山崎の戦い思い歌うのはあくまで後で気付いた為に

次発には間に合わぬよに「寒いね。」と身を寄せ歩みゆるめやゆるめ

雪の上滑り止めの砂ぱらぱらり明日のおにぎりごま塩かけよ


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