第106回平成の短歌バトル結果

作品 作者 得票
渋滞を遮る踏切通る汽車誰も乗らない一両編成 駄々
2
伝うほど汗を流した気はせねどテーブルに置く腕がべたつく ごんぱち
2
梅雨明けの宣言しているテレビより顔洗う猫を信じ取り込む 沙汰
2
半袖を着たいけれども暑さより日差しが怖くなるアラサー 沙汰
2
バザーにと不要品を集めるがどれも貰った物ばかりなり ごんぱち
1
レポートの残りの数を数え行く資格取得は成るや成らぬや ごんぱち
1
西の空入道雲が盛り上がり雨の予感に家路を急ぐ 沙汰
1
二日前蝉声初めて聞こゆると認識せしが嘘の様なり 石川順一
1


最多得票数が最多得票作品数以下であった為、当バトルを無効試合と致します


掲載ミス等ございましたらご連絡下さい。

 推薦作品と感想
推薦作品:渋滞を遮る踏切通る汽車誰も乗らない一両編成
登録:その他のQBOOKS作者

推薦作品:渋滞を遮る踏切通る汽車誰も乗らない一両編成
推薦理由:一両の列車が一陣の風と共に通り過ぎる。
その後、視点は車内へ移り、そのまま喧噪を離れて海へ辿り着く辺りまでは見えた。
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推薦作品:梅雨明けの宣言しているテレビより顔洗う猫を信じ取り込む
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推薦作品:梅雨明けの宣言しているテレビより顔洗う猫を信じ取り込む
推薦理由:いざ当たって、よし、よくやったと撫でようとすると頭が逃げる。
春より後の猫は、どうも人の手を嫌がる。秋はまだか。
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推薦作品:半袖を着たいけれども暑さより日差しが怖くなるアラサー
推薦理由:切実感があります。30歳前後ですか、切実だ。
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推薦作品:半袖を着たいけれども暑さより日差しが怖くなるアラサー
推薦理由:頑なに長袖を着る人いますよね。男にはわからない女の美の格闘でしょう。
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推薦作品:伝うほど汗を流した気はせねどテーブルに置く腕がべたつく
推薦理由:汗は夏の季語ですが「べたつく」に実感。
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推薦作品:伝うほど汗を流した気はせねどテーブルに置く腕がべたつく
推薦理由:これはよくわかります。夏の風物詩というきもします。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:レポートの残りの数を数え行く資格取得は成るや成らぬや
推薦理由:緊迫感が伝わって来ました。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:バザーにと不要品を集めるがどれも貰った物ばかりなり
推薦理由:人のもらい物はうれしいものですが、趣味が合わないことも多いですよね。
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推薦作品:二日前蝉声初めて聞こゆると認識せしが嘘の様なり
推薦理由:嘘のように暑いということか、嘘のように寒いということか2通りで読めますね。いいとおもいます。
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推薦作品:西の空入道雲が盛り上がり雨の予感に家路を急ぐ
推薦理由:平原の中でそれを見ると、もう濡れちゃても良いかなと、覚悟を決めてペダルを弛めかける。空の暗さに、ちょっと追いかけっこの気分で飛ばしてみるが、まあ、結局は濡れ鼠。
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