第103回平成の短歌バトル結果

作品 作者 得票
あした世界が終わるのならば、あなたに会いにいけただろうか。 沙汰
2
床屋行き客多いからと間を開けてまた来てみれば客二人増え ごんぱち
2
父が死に子供が家を出て行けば私は一人テレビを見てる 駄々
2
恋という躊躇うほどの桜道一歩踏み出すような罪悪 沙汰
2
きっかりと十皿回転寿司の舞い最後の三皿はデザートなりき 石川順一
1
ブラックの噂を避けて別の店そこもブラックかも知れんけど ごんぱち
1
レジ前でもたもたとして入口が鋭く締まる幻想の中 石川順一
1
窓の外みつめて笑うあの人の視線の先すら僕は知らない 沙汰
1
亡き母の歳を超えてみたけれどあなたの心はわからない 駄々
1
来年はエヴァンゲリオンの年だから世界滅亡で賑わうだろう 駄々
1


最多得票数が最多得票作品数以下であった為、当バトルを無効試合と致します


掲載ミス等ございましたらご連絡下さい。

 推薦作品と感想
推薦作品:恋という躊躇うほどの桜道一歩踏み出すような罪悪
推薦理由:狂的に咲き誇るソメイヨシノ。そのたった一つの遺伝子を増やし、日本各地に植え続けた人。
偏りきった感触は、正しく一方的、恋は盲目、故の真っ直ぐな力がある。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:恋という躊躇うほどの桜道一歩踏み出すような罪悪
推薦理由:「桜」と言えば春の季語。何故「罪悪」なのだろうか。そこに作者の宗教的な葛藤がある。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:あした世界が終わるのならば、あなたに会いにいけただろうか。
推薦理由:世界最後の日に向かう人は誰になるのか
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:あした世界が終わるのならば、あなたに会いにいけただろうか。
推薦理由:或いはそうかも知れないが、傘がないから行けぬ時もあり。
日々に変わる心の内を、責められる謂われもないのかも。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:床屋行き客多いからと間を開けてまた来てみれば客二人増え
登録:その他のQBOOKS作者

推薦作品:床屋行き客多いからと間を開けてまた来てみれば客二人増え
推薦理由:こういうことあります。そんなものです。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:父が死に子供が家を出て行けば私は一人テレビを見てる
推薦理由:なんて事は無い風景かもしれないが、底知れない修羅を隠して居るのかもしれない、そこに魅かれた
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:父が死に子供が家を出て行けば私は一人テレビを見てる
登録:その他のQBOOKS作者

推薦作品:窓の外みつめて笑うあの人の視線の先すら僕は知らない
推薦理由:あの人との関係性が気になる一句です
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:来年はエヴァンゲリオンの年だから世界滅亡で賑わうだろう
登録:その他のQBOOKS作者

推薦作品:亡き母の歳を超えてみたけれどあなたの心はわからない
推薦理由:自分を生んだ頃の両親の歳を超えてからこっち、案外彼らも手探りでやってたんだなぁと思う事しきり。
まあ、当時と今とは状況も違えば、己の彼との人格も違う。同じ道を真っ直ぐ追えない事もまた面白し。
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推薦作品:レジ前でもたもたとして入口が鋭く締まる幻想の中
推薦理由:幻想の中ということばに終わるのが素敵だと思います。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:きっかりと十皿回転寿司の舞い最後の三皿はデザートなりき
推薦理由:コミカルでいいですね。情景が浮かぶようです。
登録:このバトルの参加作者

推薦作品:ブラックの噂を避けて別の店そこもブラックかも知れんけど
推薦理由:快楽亭ブラックとは全然関係無いけれども、「ブラック」に心を騒がせて居る。ブラックめ。
登録:このバトルの参加作者






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