あした世界が終わるのならば、あなたに会いにいけただろうか。
きっかりと十皿回転寿司の舞い最後の三皿はデザートなりき ブラックの噂を避けて別の店そこもブラックかも知れんけど レジ前でもたもたとして入口が鋭く締まる幻想の中 角々の交通整理なくなりて春の休みが来たのだと知る 十字路の急ブレーキはなまこ壁ありたる十字路過ぎた直後に 床屋行き客多いからと間を開けてまた来てみれば客二人増え 窓の外みつめて笑うあの人の視線の先すら僕は知らない 父が死に子供が家を出て行けば私は一人テレビを見てる 亡き母の歳を超えてみたけれどあなたの心はわからない 来年はエヴァンゲリオンの年だから世界滅亡で賑わうだろう 恋という躊躇うほどの桜道一歩踏み出すような罪悪
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