No. |
句 |
詠者 |
得票 |
備考 |
09 |
上を向き鼻をすすって首ならす三歩歩けばヒールも折れる |
百足 |
4 |
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02 |
雑踏のすきまに開いた扉から半分かけた月を見ている |
兎六 |
3 |
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07 |
愛なんて判断ミスか勘違いばってん貰う答案用紙 |
彦星 |
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04 |
真夜中の街角に来るネコバスは夢も尾もないクロネコである |
お気楽堂 |
2 |
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10 |
世の中に見放されたよな気がしてただけど便座は暖かかった |
百足 |
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01 |
牛乳の欠片は全部拾ったが溶けてくれない絶対零度 |
兎六 |
1 |
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03 |
どうしてもとんかつがいいそんな日は決まって安くならぬ豚肉 |
お気楽堂 |
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06 |
君は言う「一緒に暮らす」「あいよ」って私は言ったこれも愛なの |
彦星 |
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11 |
もし僕がネコを飼う日が来たならば名前はタマでミルクは明治 |
百足 |
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14 |
そういえば先週は梅雨のようでしただからすっかり真夏なんです |
ようこさん。 |
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16 |
これからは毎朝納豆混ぜる間は必ず君を想うよ屹度 |
越冬こあら |
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17 |
刻々と迫る運命あばら骨越しに見ている弱気な心臓 |
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3*7=21 |
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