エントリ |
作品 |
作者 |
得票 |
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09 |
洗剤の匂ひは君の匂ひなり入道雲に制服を干す |
兎六 |
5 |
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01 |
誰が飼い慣らしたんだか知らないが飼い慣らされた俺がいる檻 |
越冬こあら |
2 |
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04 |
裏庭のダンプカーの裏で戯れて僕らは大人の真似事をする。 |
桐生遥歌 |
2 |
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06 |
「暑いって言ったら余計、暑くなる。寒いと言え」と、言ってみる。 |
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2 |
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14 |
「久しぶり」ファーストキスの思い出がすっかり親の顔して笑う |
お気楽堂 |
2 |
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19 |
たまごむくするりとむけてそれきりの文学的に面白味無し |
ようこさん |
2 |
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21 |
幾年も拾い続けし言い訳の束に今日こそ火をつけてやる |
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2 |
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02 |
思い出し笑いしながらゆっくりと雲の階段上る我であり |
越冬こあら |
1 |
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03 |
吊革に鎖骨から下ぶら下げてケータイ親指愛情確認 |
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1 |
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05 |
川岸でおたまじゃくしと同じ顔。大人になれない僕たちは。 |
桐生遥歌 |
1 |
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12 |
傘忘れ一緒に入れてと頼み込むトートバックに折畳み傘 |
沙汰 |
1 |
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15 |
その場所は知らないそんな思い出はない君はいつ誰と行ったの |
お気楽堂 |
1 |
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17 |
いつもより早く寝たというだけで消えぬと思った憎しみが消え |
駄々 |
1 |
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20 |
ひからびた言い訳ばかりそこかしこ拾ってくくって門口に吊る |
ようこさん |
1 |
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3*8=24 |
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