第三回名人戦感想票

推薦作品と感想
感想: 2. 初夢のねずみ男に口説かれる

「君が好きだ」ということじゃなくて「いい話があるんだけどひとつ乗らないか」とよみました。だいたいねずみ男がもってくる話はよからぬ話ばかりで、妙に利ざとかったりずれたり、「うまい」はなしが多く、後で厄介を引き起こす場合が多い。滑稽さと、正月の暢気さと、実際に正月そうそうなんやかんやといろんな話をもちかけてくるような人が現実にも居そうで、「あーあ」と頭抱えるところもとても楽しい句だと思います。
票者: 一般読者

感想: 4. ほろ酔ふて足音軽く嫁が君

1. よめがきみしっぽのごとく深まる夜
 山鳥の尾がねずみの尻尾になっているところが俳諧らしいです。
 平仮名をつかっているのがなんだかかわいい。
2. 初夢のねずみ男に口説かれる
 ねずみ年とはいえ、あんまりな初夢。
 この笑いはあの方かしら。
3. 神酒甕よひっくり返し嫁が君
 回文かと思ったら、そういうわけですか。
 理解するうちにひっくり返るイメージの連鎖がおもしろかったです。
4. ほろ酔ふて足音軽く嫁が君
 けれんみなく作られている感じ。
 さらっとしているけれど、お正月らしいめでたい雰囲気。
 地味ながら一番お題をうまく受け止めているな、と思ったので4番に一票投じます。
票者: 投句者

感想: 1. よめがきみしっぽのごとく深まる夜

 決め手は「しっぽのごとく」の字面の良さでした。内容も可愛らしい。
票者: 投句者

感想: 5. 絶叫のあと恥づかしや嫁が君

 嫁が君の「おめでたさ」と、ネズミに対する恐怖の悲鳴。全くベクトルの違う感情が17文字の間に同居している、非常にレベルの高い句だと言えるでしょう。 文句なしで、これで。(宮)
票者: 投句者

感想: 5. 絶叫のあと恥づかしや嫁が君

きもちがよくわかるから。ねずみの感じをよくとらえてるとおもいます。
票者: 投句者

感想: 2. 初夢のねずみ男に口説かれる

作者の本年に幸あれと祈祷して差し上げたくなるとんだ夢見でございましたのね。明るく参りましょう。1票さしあげます。
票者: その他のQBOOKS作者

感想: 4. ほろ酔ふて足音軽く嫁が君

 お正月ですから、ねずみもお屠蘇のご相伴。実際のところ、ねずみが酔ったらどうなるのかちょっと見てみたい。
票者: 投句者