第89回 平成の俳句バトル
ウニの句を詠む奴ブルジョワあっちいけ
ノーパソの排気口から指をどけ
ぴんぴんとまだおろしたて夏薄
結局は昼餉の葡萄夜に食べ
晴天に治癒を誓った体育祭
入院に走る日の空蜻蛉ゆく
泡の過多火を弱めこの残暑かな
夕闇に思う彼方の十六夜
厠居て音の楔を堪能す
(
かわやいておとのくさびをたんのうす
)
*勿論歴史的仮名遣いだと「かわや」=「かはや」。「いて」=「ゐて」です。
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