アスファルトわさわさ横切る毛虫かな
まくなぎを追えぬもどかしさを嫌ふ 帰宅してまだ空白し夏至の夕 今は無きあの日の雷鳴居間で聴く 草刈り機エンジンの音頼もしく 袋掛け透明では無く字が見える 梅雨雲やシャッターが二度降りて来る 悲しみをこらえて夕餉の南瓜煮る 迷い子の足を支えるよサンダル
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アスファルトわさわさ横切る毛虫かな
まくなぎを追えぬもどかしさを嫌ふ 帰宅してまだ空白し夏至の夕 今は無きあの日の雷鳴居間で聴く 草刈り機エンジンの音頼もしく 袋掛け透明では無く字が見える 梅雨雲やシャッターが二度降りて来る 悲しみをこらえて夕餉の南瓜煮る 迷い子の足を支えるよサンダル
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