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01 立冬の時計ローマン文字並べ
ローマン文字と立冬の組み合わせがいいです。
レンガ造りの時計台を想像しました。
04 乗客も皆舟漕ぐや小春凪
乗客がみんな舟こいでいる光景。コミカルです。
ここで「も」ということは、乗客と一緒に舟をこいでいるのは、太陽や魚や木々なのでしょう。
11 煮詰まった目線の先に犬の尻
無季なのですが、煮詰まった目線の人がなにを考えているのか、気になってしかたありません。
犬の尻から何か考えているのか、目は空いているけれど犬の尻なんて見えていないのか。
ともあれ、<犬の尻>に煮詰まった感の出ている句だと思います。
21 焼芋をふたつに割って仲直り
ありがちな光景ですが、無駄がありませんね。
焼き芋をふたつに割ったからといって仲直りはできない。だから、仲直りの証です。
ああ、もしかすると焼き芋ができるまでの間に喧嘩して仲直りしたのかもしれない。ほほえましい冬の、暖かさ。
24 魂のほつれ繕う神の留守
魂もほつれるのですか。それをもくもくと繕う。
意識の整理、自分の確認。寒くなる季節に備えて、必要なことなのでしょう。 |