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◇┳めずらしい試み(印象流しはじめました)-投稿者:佐藤yuu(2/15-15:30)No.601
 ┣┳追伸:めずらしい試み(印象流しはじめました)-投稿者:佐藤yuu(2/15-18:22)No.604
 ┃┗┳週末までしばしお待ち下さい-投稿者:佐藤yuu(2/17-23:51)No.629
 ┃ ┗┳お待たせしております。-投稿者:佐藤yuu(2/23-02:25)No.633
 ┃  ┗━もうしばしお待ち願います。。。-投稿者:佐藤yuu(2/26-00:14)No.637
 ┣┳では、一曲-投稿者:植木(2/16-00:36)No.612
 ┃┗┳一曲目植木さん【エントリ6♪うとうと】-投稿者:佐藤yuu(2/23-02:29)No.634
 ┃ ┗┳ありがとうございます-投稿者:植木(3/1-00:49)No.638
 ┃  ┗━こちらこそありがとうございます-投稿者:佐藤yuu(3/2-01:31)No.640
 ┣┳では私も-投稿者:(2/16-01:12)No.614
 ┃┗┳二曲目凛さん【エントリ19♪無眠の朝】-投稿者:佐藤yuu(3/2-01:28)No.639
 ┃ ┗━ありがとう!-投稿者:(3/2-19:56)No.647
 ┣┳印象、印象-投稿者:相川拓也(2/16-05:13)No.615
 ┃┗┳あぁ、「呼んだ」→「読んだ」です(本文なし)-投稿者:相川拓也(2/16-05:14)No.616
 ┃ ┗┳三曲目相川拓也 さん【エントリ7♪ 城址の公園、炯々たる駅を見下ろして】-投稿者:佐藤yuu(3/2-02:06)No.641
 ┃  ┗━ありがとうございます-投稿者:相川拓也(3/2-18:56)No.646
 ┗┳おねがいします。-投稿者:空人(2/17-01:41)No.626
  ┗┳四曲目空人さん【エントリ13♪ 輪郭だけ見つめている】-投稿者:佐藤yuu(3/2-02:34)No.642
   ┗━おつかれさま。ありがとう。-投稿者:空人(3/2-03:32)No.643


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601めずらしい試み(印象流しはじめました)佐藤yuu 2/15-15:30

「印象流し、はじめました」

平素、常設詩バトルでお世話になっております、佐藤です。
今回はエントリ15「指と、指」で参加中です。

普段感想をかかれない方々が、今回書いてらっしゃったり、
めずらしくて面白いので、ワタクシもやってみようかと思います。
ただ、全感想をする元気がないのと、感想ではなく、印象になると思います。
その上いっぱいいっぱいな状況なので、かなりゆっくりと進行すると思います。
そんなんでも好かったら、では試しに!と云う方がおられましたら、
リクエストして下さい。リクエストを頂いた方のみに書かせて頂きます。

それでは、リクエストお待ち致しております(ペコリ)



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604追伸:めずらしい試み(印象流しはじめました)佐藤yuu E-mail 2/15-18:22
記事番号601へのコメント
これはワタクシにしてはめずらしいという意味で、
行為自体はちっともめずらしくないコトを追記しておきますです(ペコリ)

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629週末までしばしお待ち下さい佐藤yuu E-mail 2/17-23:51
記事番号604へのコメント
早速、印象流しのオジサンの元に、たくさんのリクエストを
寄せて下さって本当にありがとうございます!
週初めにしてすっかり生き霊のような状態なので、週末まで
しばしお待ち頂けると助かります(ペコリ)

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633お待たせしております。佐藤yuu E-mail 2/23-02:25
記事番号629へのコメント
今週は時間の遣い方が相当上手くなくて、困ったカンジです。
カタツムリ速度ではありますが、必ずや、印象流させて頂きますので、
気長にお待ち頂けると幸甚です(ペコリ)


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637もうしばしお待ち願います。。。佐藤yuu E-mail 2/26-00:14
記事番号633へのコメント
急遽明日から週末まで身動き取れなくなり、
今週は印象流せそうもありません。
自分から呼びかけておいて申し訳ないのですが、
心身共に落ち着きましたら、必ずや続き、流させて頂きます。
今しばらくお待ち頂けますようお願いします(ペコリ)

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612では、一曲植木 2/16-00:36
記事番号601へのコメント
> 「印象流し、はじめました」

哀愁の”ギター流し”は見たことありますが、ペコリの”印象流し”は初めてだなあ。(隠れ)ファンの私としては、ここは是非、お願い致します。






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634一曲目植木さん【エントリ6♪うとうと】佐藤yuu E-mail 2/23-02:29
記事番号612へのコメント
植木さん、リクエスト下さり本当にありがとうございます。
お待たせしてしまってスミマセン!

> > 哀愁の”ギター流し”は見たことありますが、ペコリの”印象流し”は
> > 初めてだなあ。(隠れ)ファンの私としては、ここは是非、
> > お願い致します。
何か無理矢理云って頂いちゃったようで恐縮(かつウレシイ)ですが(笑)
ドキドキしながら、一曲目、往かせて頂きます。ジャララン。

******************************

植木さん【エントリ6♪うとうと 】   

タイトルから、浮遊。

> せかい
> ことば
> わたし
一連目、読んでて、気付いたら、足下から地面が
なくなってしまって、ああ、そうか、ワタクシ半分眠りながら、
宙に浮かんでいるんだ、空から『うとうと』の世界、
スピード感なく、でも飛びながら、俯瞰してるんだ、とわかる。

> きのう
> きょう
> あした
ここね、時間なんかないみたい。
きのうもきょうもあしたも、
いっしょくたみたい。
なんかね、あったかくて、キモチ好い。
ふわふわ。

> やんわり
> じんわり
> しんみり
なにがこんなふうに身体に、キモチに
しみこんでくるのか、よくわかんない。
でも素敵なカンジ。

> はてな?
あれ、ワタクシ、どうしてここにいるんだろ?
(はてな?、に覚醒させられそうになる!)
うわ、ど、しよ、わかんない、わかんない……
視点、定まらなくなっちゃう、疑問、持っちゃダメ……

> せかい
> ことば
> わたし
>
> きのう
> きょう
> あした
>
> zzz
> zzz
> zzz
>
> zzz
> zzz
> zzz
うううン、そんなンどうでもいい。
キモチ好いんだもの。
このまま、も、少し浮かんで、半分眠りながら、
植木さんの『うとうと』の世界を上から、眺めていたい。
目が醒めるまで。
そ、しよ。

******************************

拝見していてすっごく緩やかにトべて
とてもキモチかったです。
こんなに優しい『zzz』を
ワタクシはあまりみたことがないので、
好きだなあと思いました。

スミマセン……予告通り全く感想じゃなくて
印象流してみました。ご静聴ありがとうございました。
ジャララン。(ペコリ)


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638ありがとうございます植木 3/1-00:49
記事番号634へのコメント
> スミマセン……予告通り全く感想じゃなくて
> 印象流してみました。ご静聴ありがとうございました。
> ジャララン。(ペコリ)

パチパチパチパチ、こちらこそありがとうございました。
マジカル・ミステリー・ツアーの♪フライングみたい。

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640こちらこそありがとうございます佐藤yuu E-mail 3/2-01:31
記事番号638へのコメント
> マジカル・ミステリー・ツアーの♪フライングみたい。
ああ、なんてウレシイことを云って下さいますの。
そんなふうな浮遊感、飛行感を下さった植木さんに、あらためて感謝です。

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614では私もE-mail 2/16-01:12
記事番号601へのコメント
凛です。
同じお年頃のおなごのこが、どう思うのかぜひ聞かせてほしいです。
こっそりでもいいので。
(そうそう、こっそりついでに、ミソジーズやっと入会したよ。うほほ。)

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639二曲目凛さん【エントリ19♪無眠の朝】佐藤yuu E-mail 3/2-01:28
記事番号614へのコメント
凛さん、リクエスト下さり本当にありがとうございます。
私事ですっかりお待たせしてしまってスミマセン!

> 同じお年頃のおなごのこが、どう思うのかぜひ聞かせてほしいです。
> こっそりでもいいので。
同じ年頃のおなごのこの印象をこっそり(?)述べさせて頂きますわ。

> (そうそう、こっそりついでに、ミソジーズやっと入会したよ。うほほ。)
おめでとう!待ってました(笑)かなり居心地好くないです?
ワタクシすっかり気に入っちゃってますよう<三十代

******************************

凛 さん【エントリ19♪ 無眠の朝】 

> 冬の青い朝
> 鳥が空を飛び行く
鳥はあんなにまでも愛らしく美しく、空をゆくのに。

> またねむれなかった
ああ、どうしよう。
わたし、涙ぐんでしまう。
あなたも、また、ねむれなかったんだね。

> 陽が東高く昇ろうとする
> 清々しい朝に
> 輪郭のぼやけた私は
> あまりにちぐはぐで
> この場にはそぐわず
> 早く消えなければと
> 焦る
あなたも、わたしも、
清々しい青に対して、こんなにも
居心地悪く、うすぼんやりと、
佇まうしかなくて、ここにいるべきじゃないのに、
なんで、こんなふうに、また朝と、
向かい合うしかないんだろう。

> ねむってしまえば
> 忘れられることもあるだろうに
> ねむってしまえば
> 安らぐこともあるだろうに
それがたとえ一瞬の気休めだとしても
きっと、そうできれば、
少しは今の思いが薄まるのならば

> 私は息をひそめる
> 無になる
> 何もなかったかのように
> 世界が廻るように
息をつめる。
喉を鳴らして唾液を飲み下す。
冷たい指握りしめる。

> 私は
> 消えなければ
最後の二行、これ、すごいです。見事だ。素晴らしい。
この表現以外にありえない。

凛さんの詩に触れるにつけ、自分とは日々も暮らしも全く違うであろうに、
何故だか自分の内にあるものと通じる何かを感じます。
凛さんの世界の中で描かれる惑い、悩み、どうしても真剣に日々に
向かうことしか出来ない、不器用な弱さの中に閃く強さが、好きです。

ワタクシは拙作『アタマが冴えて』http://www.qshobou.org/sijin/27/index.html#24
に於いて自分から消えたくなくて、テレビを消すみたく
気付かぬ間に誰かに消されるコトを望んだけれど、本当は、きっと
> 私は
> 消えなければ
と、何かにせかされていただんだと、『無眠の朝』に気付かされました。

そう、何度も呪文みたく。口の中で声も出さずに。
わたしは、消えなければ。

******************************
取り立てて特殊な表現を含まない普通の言葉で描かれているにも関わらず、
ありきたりなんかでは決してなく、何度も立ち止まらせられてしまう、
光が、見えます。

印象流し、二曲目でした。
植木さんのとは、また違った弾き語り方をしてみました。
ご静聴ありがとうございました。
ジャララン。(ペコリ)

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647ありがとう!E-mail 3/2-19:56
記事番号639へのコメント
お待ちしてました。大変で忙しかったであろう中、ありがとうです。

自分が選び書いた一つ一つの言葉に、こう丁寧に反応してもらうと言うのはなかなかないことで、恥ずかしいような、でもやはりなるほど〜と。

> 凛さんの世界の中で描かれる惑い、悩み、どうしても真剣に日々に
> 向かうことしか出来ない、不器用な弱さの中に閃く強さが、好きです。
あぁ、きっとそれが私なのだとユポさんに気付かされました。
泣けてきますね。誰かにわかってもらえるというのは、涙モノです。

> 気付かぬ間に誰かに消されるコトを望んだけれど、本当は、きっと
> > 私は
> > 消えなければ
> と、何かにせかされていただんだと、『無眠の朝』に気付かされました。
焦ることもないのに、ね。何かに、きっと、私の中のなにかにせかされて、焦って。それをどうにかするのは私自身だと、気付き、受け入れられる私になるまで、戸惑い悩むのです。
消えてほしいのは、私の中のなにか。

なんだか上手く言えないけど、書いて良かったと思っています。


> おめでとう!待ってました(笑)かなり居心地好くないです?
> ワタクシすっかり気に入っちゃってますよう<三十代
感慨もなく突入してしまいましたぁ。前厄らしいけど……そんな気がする。忙しいのに調子が出なかったり。三十代の重みを力に変えるわよ〜。

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615印象、印象相川拓也 E-mail 2/16-05:13
記事番号601へのコメント
 いいですね、印象(仏蘭西好き)。

 呼んだ方の反応、たくさんもらえると嬉しいので、お願いします。いつでも結構ですので。

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616あぁ、「呼んだ」→「読んだ」です(本文なし)相川拓也 E-mail 2/16-05:14
記事番号615へのコメント
 

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641三曲目相川拓也 さん【エントリ7♪ 城址の公園、炯々たる駅を見下ろして】佐藤yuu E-mail 3/2-02:06
記事番号616へのコメント
相川さん、リクエスト下さり本当にありがとうございます。
私事ですっかりお待たせしてしまってスミマセン!

> いいですね、印象(仏蘭西好き)。
印象派とは程遠いですがご容赦下さい……。
しかし彼等の中では、マネのやっていることの面白さに興味惹かれます。
殊に『オランピア』に(主題の選び方より、造形の取り方の方に惹かれる)。

> 読んだ方の反応、たくさんもらえると嬉しいので、お願いします。いつでも
> 結構ですので。
お言葉に甘えて、すっかり遅くなっちゃいましたが、
印象流させて頂きます。ジャララン。

******************************

相川拓也 さん【エントリ7♪ 城址の公園、炯々たる駅を見下ろして】

> 日はどっぷり暮れて
> 街に灯りがともって
> 風が吹いて。
潔いね。日をどっぷり、こんなふうに簡単に暮れさせちゃうやり方。
で、灯りともしちゃって、風吹かせちゃって。こう云うの、好き。

> ――もう春が来るんだなァ
> ――冬が終わるんだ
> ――灰色の冷たい冬が
> ――終わるんだなァ
ねえ、あなたにとって、冬は、辛かった?厳しかった?
うううン、違うでしょ。わたし知ってて聞いたんだ。
この、灰色で冷たい空、結構、好きだったでしょ。
春がくるのが楽しみなふりして、冬を惜しんでるでしょ。ふふ。
ごめんね、知ったふりして。だって、わたしも、そうだもん。

> 列車が駅を発って
> 風が吹いて
> 列車が駅に着いて。
ここの、時間の持ってき方、わたし、好きだな。
簡単、風一つ吹かせて、ビュン、と時間経過させちゃうやり方、粋。

> ――ああ、夜景がきれい
> ――陸橋を走る光
> ――明るいホームに
> ――降りる人が少し

> 酔っぱらいみたいに
> 公園を千鳥足で歩いて
> 濃紺の空を見上げて
> 鉄道の音がして。
見上げたいから見上げて、ふらふら歩いて、ああ、いつの間にか、こんなに暗くなってたなんて。あ、列車。また、着いては、出てゆく。
わたし、駅、遠くから見てるの好きなんだ。
眼をつぶって、音だけ聞いてるのも、好き。

> ――月はないのかよゥ
> ――暗いじゃんかよゥ
> ――あ、それでも
> ――星が小さく光ってるじゃんかよゥ
ちっちゃくて、瞬きしてる間に、消えちゃうみたいな弱々しい光。
でも、消えない光。うれしいね。こうして、も少し、
ふらふらポケットに両手つっこみながら、お城の側を、ゆこう。

******************************
冬や、空に色をつけたのと逆に、風には、色がなくて、存在感の強い黒子と云うか、この世界の進行役を果たさせるべく、意識下か、無意識下かはわからねど、色がつけなかったんだろうな、なんて思えて、『城址の公園、炯々たる駅を見下ろして』を吹き抜ける風、好きでした。
今回、相変わらず、粋なんだけど、余分なモノぶった切って、
大胆なカンジ、と云うか、潔くて気持ち好かったです。

仏蘭西とはかけ離れた困ったカンジで申し訳ありませんが、
思う存分印象流させて頂きました。ご静聴ありがとうございました。
ジャララン。(ペコリ)

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646ありがとうございます相川拓也 3/2-18:56
記事番号641へのコメント
 こうして、自分の言葉と一緒に流していただくと、すこし不思議な気分になりますね。嬉しくて、ちょっと面映いような。

> 印象派とは程遠いですがご容赦下さい……。
> しかし彼等の中では、マネのやっていることの面白さに興味惹かれます。
> 殊に『オランピア』に(主題の選び方より、造形の取り方の方に惹かれる)。
 横道ですが、印象派ではスーラが一番好きです。見る人と絵と被写体の距離感、みたいなものが。

> うううン、違うでしょ。わたし知ってて聞いたんだ。
> この、灰色で冷たい空、結構、好きだったでしょ。
> 春がくるのが楽しみなふりして、冬を惜しんでるでしょ。ふふ。
> ごめんね、知ったふりして。だって、わたしも、そうだもん。
 冬を惜しんでる、うーん。言われてみると、という感じもするんです。でも早く暖かくなれっていう気持ちもあって。この気持ちは、やっぱり「はぁ」っていうため息でしか表せないのかもしれません。ただ、冬の乾いて張り詰めた空気は、大好きです。やっぱり惜しんでるのかな?

 今回、感想票にも書いていただいて、嬉しかったです。心に残る印象流しでした。ついでながら、今回は佐藤さんに投票させていただきました。生意気なことも書いちゃってますが……。

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626おねがいします。空人 E-mail URL2/17-01:41
記事番号601へのコメント
印象流し、っておもしろい名前だなぁ。
ということで、ひとつお願いします。
いや、1000字のほうも、ということで、
2つお願いします!(ぜいたくぅ?)

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642四曲目空人さん【エントリ13♪ 輪郭だけ見つめている】佐藤yuu E-mail 3/2-02:34
記事番号626へのコメント
空人さん、リクエスト下さり本当にありがとうございます。
私事ですっかりお待たせしてしまってスミマセン!

> 印象流し、っておもしろい名前だなぁ。
うふふ。QBOOKSにまぎれこんだ流しのおじちゃんですよう(笑)

> ということで、ひとつお願いします。
> いや、1000字のほうも、ということで、
> 2つお願いします!(ぜいたくぅ?)
ありがたいことです。ウレシイ☆しかし1000字の方は、脳みその違う部分を
使うので、日を改めて、流させて頂きますね。ジャララン。

******************************

空人さん【エントリ13♪ 輪郭だけ見つめている】

「輪郭だけ」という言葉に、閉じこめられてしまう。
わたし、あなたの見つめ方、タイトルで、もう、決められてしまった。
呪文みたい。悪い魔法みたい。ひどく落ち込む。

> 花は 誰のためでもなく 咲き
> 雪は 何の理由もなく ただ落ちてくるだけで
> 見上げた夜空の先は どこにもたどり着けない
ああ、もう、なんで、こんなに窮屈なの?こんな、当たり前のこと、
身に凍みて、口にせざるを得ない状況に、あるなんて。

> すこし前を 君だけがあるく
> リズムにあわせて しろい息が流れていく
> ふいに振り返る
> 僕は立ち止まる
わたし、”君”が、あまり好きじゃない。だって、あなたを、こんなにまで
窮屈にさせて、でも、ついていって、見つめている他ないような状態に
してるんだもん。”君”、あんまり、好い人じゃないよう。

> 外灯の逆光に照らされて 黒い輪郭が浮かびあがり
> しろい雪は ただ落ちてくる
> 君はそのなかで ほほえんだのだろうか
> 僕には見えないけど
> こわばった頬を 持ち上げることしか できないけど
見たいの?見たくないの?どっち?本当は、見たくないんでしょ。
目をそらしていたいんでしょ。だって、そっちの方が、ずっと楽だもん。
見つめるのやめなよ。やめなよ。やめなよ。や、めな、よう。

> 花が 誰のためでもなく咲くように
> 雪が 何の理由もなく 落ちるように
> 僕は 君の黒い輪郭だけを 見つめている
> 見つめている
わたし、そんな二人の、黒い、輪郭だけを見つめている。
見せて欲しくなかった。二人のこんな夜を。
やだ。こんなン、やだ。君が、やだ。

******************************
今回の『輪郭だけ見つめている』は、やだった。君がやなんだもん。
あなたが、痛くて、やだったんだもん。
わたし、あなたの側にいたら、「やだやだやだ」て、一杯云っちゃうよ。
好きとか、キライとか、そんなんじゃなくて、すごく、やだった。
これ、て空人さんの狙い通りなのかなあ。むむう。だとしたらずるいよう。
批判じゃ、決してないのですよ。むしろその逆。
云ってること通じたでしょうか。上手く云えないから、それだけが心配。

好き勝手印象流させて頂きました。ご静聴ありがとうございました。
ジャララン。(ペコリ)

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643おつかれさま。ありがとう。空人 E-mail URL3/2-03:32
記事番号642へのコメント
> 空人さん、リクエスト下さり本当にありがとうございます。
> 私事ですっかりお待たせしてしまってスミマセン!

いいえ。いろいろ大変だったみたいだね。お疲れ様です。

> > 印象流し、っておもしろい名前だなぁ。
> うふふ。QBOOKSにまぎれこんだ流しのおじちゃんですよう(笑)

おじちゃんだったのか!? へぇ。

> ありがたいことです。ウレシイ☆しかし1000字の方は、脳みその違う部分を
> 使うので、日を改めて、流させて頂きますね。ジャララン。

ええ、ぜひまたの機会にお願いします。

> ******************************
> 今回の『輪郭だけ見つめている』は、やだった。君がやなんだもん。
> あなたが、痛くて、やだったんだもん。
> わたし、あなたの側にいたら、「やだやだやだ」て、一杯云っちゃうよ。
> 好きとか、キライとか、そんなんじゃなくて、すごく、やだった。
> これ、て空人さんの狙い通りなのかなあ。むむう。だとしたらずるいよう。
> 批判じゃ、決してないのですよ。むしろその逆。
> 云ってること通じたでしょうか。上手く云えないから、それだけが心配。

いやぁ、こうも僕の詩に波長を合わせられてしまうと、
なんだか、ちょっと照れますね(笑)。
佐藤さんのチューニングの技術、一種の才能ですな、ほんとに。

痛いですよねぇ、この詩。
切ないとか、かなしいとか、そういうのを通り越して、
なんだか痛い。見てられない。
でもね、これは狙ってたわけじゃあないんですよ。
僕のカラダのなかで起こったドラマを、そのまま忠実に描写しただけ。
ごくたまにですが、そういうことが突然始まったりします。
でも、夢ではないんですよね。
古い映写機で8mmのような荒い画像のフィルムがカタカタと動き出して。
音声はなし。ただただ、そういう情景が流れたんです。

「君」嫌われちゃったなぁ(笑)。
でも、ほんと罪な人だよね、君。
佐藤さんの言いたいこと、ちゃんと通じてます。だいじょうぶ。

ってなわけで、印象返しをば、ひとつ。

エントリ15  指と、指    佐藤yuupopicさん

この作品、僕にとっては人ごとのように思えなかった。そんな状況であるから、作者の視点が読み進めて少し経っただけで、僕の視点とシンクロしてしまった。僕には指と指をつなぐ光に似たものは見えない。いや、そんな存在すら意識していなかった。でも、この詩を読んでいると、そういうものがほんとうにあるような気がしてくる。そしてそんな気持ちは、詩を読み終えたあと断定に変わる。たしかに、そういうものが、あるに違いない、と。
きっと人と人は、おたがいが好きという感情を持っているだけでは結ばれないのだと思う。それだけでは足りないのだ。その足りないものが、作者の言う光に似た、細いけど強くて、まぶしいものなのだろう。それは好きとか嫌いとか、そういうあやふやな感情を超えたときに、はじめて現れるものかもしれない。
詩人・谷川俊太郎はある絵本のなかで「ほんとうに出会った者に別れはこない」というフレーズを残しているが、それと同じくらいこの詩には衝撃を受けた。ほんとうに出会った者には、何かで結ばれている。別れという暗闇をも跳ね退ける光に似た何かで。